2019-12-16

くまりはN!S!T!④

入院中に多職種で行う栄養管理:栄養サポートチーム
 
(Nutrition Support Team, NST)

熊本リハビリテーション病院 栄養管理科 
管理栄養士 嶋津さゆり 


連載第4回目です。今回も栄養管理科が担当いたします。

前回、食欲不振の患者様と熊リハパワーライスについて書きましたが、今回は栄養状態が良好なのか不良なのかを判定するための栄養スクリーニング・アセスメントについてご紹介いたします。管理栄養士は、入院してこられた患者様の栄養状態をまず確認することからはじまります。栄養状態を確認する理由は、栄養状態が不良なままリハビリを積極的に行うのはかえって逆効果となります。治療が遅くなったり、機能改善がうまくいかなかったり、感染症にかかりやすくなったりします。栄養不良な状態をできるだけ早く見つけることで、未然に防ぐことができます。高齢者65歳以上の方へ使用するMNA―SF(Mini Nutritional Assessment-Short Form)簡易栄養状態評価表の内容の一部を御紹介します。栄養状態を判定するための項目として、1.食事量、2.体重増減 3.日常の動作 4.ストレスの有無 5.精神、認知症の有無 6.BMI(身長と体重から計算する肥満度)またはふくらはぎの周囲長からなります。
6項目の点数を足して評価します。14点満点で、高い方が栄養状態良好です。12-14 ポイント 栄養状態良好、8-11 ポイント 低栄養のおそれあり、0-7 ポイント 低栄養と評価されます。採血の必要なく、簡単に評価できるのがMNA-SFの特徴です。http://www.nutri.co.jp/nutrition/keywords/ch1-5/z3.pdf
上記アドレスから、日本語問診票がダウンロードできます。体重変化も重要な評価項目になります。ダイエットしているわけでもなく、普通に生活していて1か月で体重が5%または、6か月で10%体重が減るようであれば、何らかの高度な栄養障害に陥っている可能性が高いと言われます。もしも低栄養という診断になり、体調が少し気になるようであれば、毎週金曜午前中に栄養サポート外来を行っております。医師、看護師、薬剤師、管理栄養士が患者様のお悩みに応じてご相談を伺います。どうぞお気軽にご来院ください。


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