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図書室より毎月発行している図書室便りで紹介した本を中心に、お勧め本をご案内します。
ご紹介本の案内は図書室に印刷していますので、どうぞご自由にお取りください。

闘病記 医療エッセイ 小説 ノンフィクション エッセイ・その他 絵本・癒し系

医療エッセイ

生きかた上手(日野原重明)
皆様ご存知、100歳過ぎても現役医師として活躍される聖路加国際病院理事長、日野原先生のベストセラー。「医者は聞き上手に、患者は話し上手になろう。」いきいきと生きるためのヒントがたくさんあります。日野原先生のその他の著書「私が人生の旅で学んだこと」「新 生きかた上手」「日野原重明 100歳」もあります。
パッチ・アダムスと夢の病院(パッチ・アダムス)
大ヒット映画「パッチ・アダムス」はアメリカの精神科医ハンター・アダムスの実話。精神病院入院中、「笑い」が患者を癒すことに気づいたパッチは医師の道を志し、自らピエロとなり治療費無料の病院を設立します。最近注目されているクリニクラウンの原型となる話です。
モリー先生との火曜日(ミッチ・アルボム)
スポーツコラムニストとして活躍するミッチ・アルボムは、難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵され死を目前にした恩師と再会します。「人生の意味」について個人授業を受けることになったミッチは、次第に忘れていた大切なものを見つけ出す。全米で100万部突破のベストセラーとなったノンフィクションです。 
心療内科を訪ねて(夏樹静子)
自ら原因不明の腰痛を患い心身症と診断された著者が、心療内科に通う患者と医師にインタビューした体験談を紹介したものです。「気付き」を得たときに回復への転帰が訪れると語る著者の言葉には、心身症を克服した一人としての実感がこめられています。 
笑いと免疫力(吉野槇一)
日本医科大学リウマチ科教授である著者が、笑い、涙、睡眠などの実験を通して解明した、心と体の関係とそのメカニズムをわかりやすく解説します。リウマチの患者さんを長い間診て来た経験から、体だけでなく心もみなければ病気の本質は見えないと説かれています。
元気が出る患者学(柳田邦男)
医療問題について見識の深い柳田邦男氏が、病気に直面した時、患者や家族がどのように病気や生き方を考えたらよいか、医者にかかったらよいかを視点として書かれました。病気と治療法について知るための8カ条、「生き方」を学ぶ7つの方法、求められる医療者の対応など、患者・家族・医療者のどの立場からも参考になる本です。
それでも やっぱり がんばらない(鎌田 實)
TVドラマ化されたベストセラー「がんばらない」「あきらめない」に続く鎌田實先生の医療エッセイ第3弾。憎しみの連鎖ではなく優しさの連鎖をと願い、一人一人の患者さんの心と命を大切にする医療には優しさがあふれています。鎌田先生のその他の著書「がんばらない」「いいかげんがいい」もご覧ください。
すべてが私を待っている。何も急ぐことはない。(岡崎光洋)
著者の岡崎氏は熊本大学附属病院の臨床心理士。自ら高校時代に大病をし、闘病中に心の支えとなった言葉、自分の身体を通して生まれた言葉が綴られています。病気と付き合う中で、考え方の参考になるフレーズがあるかもしれません。本のタイトルはオランダの精神医学者ヴァン・デン・ベルクの著書「病床の心理学」からの一文です。
100歳の精神科医が見つけた こころの匙加減(橋幸枝)
精神科医である著者が100年生きてきて大切だと思うのは、匙加減を見極めることだと言います。“頑張りすぎず、自分を甘やかせすぎず。我慢しすぎず、他人を頼りにしすぎず。”自身の経験をまじえながら、すぐにでも実践できそうな生きるヒントがやさしい言葉で書かれています。
家庭のような病院を(佐藤伸彦)
高齢者医療に携わる著者は、人生の最終章を家族と共に安心して過ごせるナラティブホーム構想を提案しています。患者の歩んだ人生をアルバムにすることで一人の人格として尊重し、患者の言葉をナラティブシートとして記録します。そして葬儀に参列して、経過報告をすることで、ひとつの物語を読み終えたという達成感を感じたといいます。
がんを生きる(佐々木常雄)
がんを本人に知らせなかった20世紀と大きく変わり、21世紀は患者さん本人に病名や病状、治療法を隠さず告げる時代となりました。いきなり余命を突きつけられた患者さんは、どう立ち上がって生きたらよいのでしょうか。がん・感染症センター都立駒込病院院長の著者が、過去の文献や実際のエピソードを参考にしながら絶望の淵から這い上がる方法を考えていきます。心安らかであるためには、終末の医療に納得できること、安心できる、信頼できる医療者が傍らにいることは大切な条件であると、医療者にもメッセージを送ります。
悲しみの中にいる、あなたへの処方箋(垣添忠生)
日本対がん協会会長の著者は、2007年に最愛の妻をがんで失い耐えがたい悲しみに襲われました。その喪失と再生の記録「妻を看取る日」は反響を呼び、読者から数々の声が著者に寄せられました。こうした声に対し、死別悲嘆の経験者かつ医師としてグリーフケア(悲嘆を癒すケア)について綴り、救いの道を同じ苦しみの中にいる人たちへ贈ります。

 

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